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D850雑感

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去年Z6IIを購入した時は、最初はZ6IIとD500の2台体制を考えていた メインカメラはミラーレスとなるが、一眼レフは持っておきたいという思い、動体ものは一眼レフに一日の長がある、メカシャッターの音と振動、質感、重量感、光学式ファインダーは代えがたい魅力がある そこで、連写機能と高感度に優れたD500を残し、D810を下取りにしてZ6IIを購入した ところが、Z6IIを購入して数日後、D500を下取りにしてD850を購入した なぜか D810で高画素フルサイズの魅力に取り憑かれてしまったことだ D850はD810よりさらに高画素(3635万画素→4575万画素)であったが、高感度(12800→25600)と連写性能(5/秒→7/秒)が大きく向上している また、Z7IIが発売されたせいかD850の中古機の値段がけっこう下がり、撮影サンプルや紹介動画、レビュー動画を見ているうちに、購入を考えるようになった あと、Nikonの一眼レフの新製品は製造されないという噂もあり、最後に持つ一眼レフならAPS-Cよりフルサイズ、そして高画素機であるD850と思い、購入を決めた まぁ、そんなことよりも本機の使用感だ 重量はD810やD500なんかよりも重いのだが、グリップがしっかりしているせいかカタログスペックより重さは感じない 高精細さは安いレンズを使ってもはっきりとわかる なので、本機に見合うレンズが必要となる 50mm F1.8では物足りず、58mm F1.4に買い換えた 正直58mm F1.4はじゃじゃ馬のようなレンズだが、絞って使うとそのシャープさに感動する なので、D850との組み合わせではトリミングをしてもその精細さは目を見張るものがある 左はD850+58mm F1.4  トリミングあり 高感度についても、とくに問題は感じない まだ星景写真は撮ってないが、暗所性能もD810、D500より優れていることは使っていて感じる 暗所ノイズは目立たない 連写性能はまだ試せていない はやく東京競馬場に気楽に行けるようになることを願うばかりだ 総じて、良いカメラだと思う 本機は単焦点レンズを使った撮影が中心になると思う 参考動画: 花を撮る 2021年2月:  秩父の桜 @20210327:  弘法山の桜 @20210403: 

SIGMAの24-105

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昨年Z6II購入のため、D810と24-120 F4を手放した その後、フルサイズ一眼レフは手許に置いておきたくなったので、D850とSIGMAの24-105 F4のレンズを購入した 24-120は好きなレンズだったが、同じレンズを買うのは芸がないと思ってしまいSIGMAを選んだ 他に標準レンズは24-70もあるが、望遠側の焦点距離は100mm以上が欲しいので、選択肢はこれしかなかった SIGMAの24-105はF4通しのArtレンズ ずっしりとした重量感(実際めちゃくちゃ重い)が所有感を満足させてくれる D850に装着するとなかなかの重さで、登山カメラとして使う気は一切起きない 広角レンズなので樽形の歪みも周辺光量落ちも目立つが、この手のレンズでは当たり前なので、個人的にはなんとも思ってない それよりも中央部分の解像度が素晴らしいクォリティだ ただ、周辺部の画質の落ち方が顕著なのが気になるところだ そこで、24-120で撮った写真と比較してみた 最初に広角 これは24-120 F8で撮影 カメラはD810 これは24-105 同じくF8 カメラはD850 カメラが違うし同じような写真が無かったので完全な比較とはいかない でも、ざっくり言うと24-120は24-105と比べて比較的均等だが飛び抜けている要素無し、24-105の中央部は素晴らしいけど中央と周辺の画質はがっつり違う ただ、D810とD850の解像度が違うため、中央部分については24-120には不利かもしれない 次は望遠 これは120mm F4 カメラはD810 これは105mm F5.6 カメラはD850 これは甲乙つけがたい カメラの差と天候が左右しているだけ なんとなく、レンズ自体の平均点としては24-120の方がいいかもしれないという印象 でも、24-120はズームの締まりが緩いので、持ち歩くとズームが伸びてしまう 使用時はゴム等でズームを締める必要があって、正直言ってこれが邪魔くさかった 一回24-105を下取りに出して24-120を買い直そうと思ったが、これが頭をよぎってやめた 標準レンズとしてはこういう要素も大事だ そもそも画質を求めるなら単焦点レンズを使えばいい あと気がついたのは、やけに24-105のフレアが目立つなと思っていたら、原因は保護フィルターだった Amazon製のフィルタは中

古里駅から大塚山、日の出山、そして奥多摩への思い

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緊急事態宣言下だが、山に行ってきた 行ったのは大塚山、日の出山 いわゆる御岳山エリアの山だ 御岳山も高尾山並みにいっぱい行ってる山だけど、まだ使ったことのない登山道がある 高尾山や丹沢と違って奥多摩の山は自治体が熱心じゃないのか、お金がないのか、マンパワーが無いからか分からないが、生かし切れていない気がする 今回使った登山道は、丹三郎から大塚山を目指すルート メジャーな登山道じゃないので荒れ放題かと思ったら、意外や意外、めちゃくちゃ綺麗に整備されていた 御岳山を登るのはロープウェイかアスファルトの表参道の登山道がメジャーで、それ以外はバリエーションルートなのだろうと勝手に思っていた 後はせいぜい鳩ノ巣からの長いコースくらいしか無いと思っていた  どういうわけか今回のルートはどこにも宣伝されていない 勿体ない 以前高水三山に行った時も同じような事を思ったが、何故こんな好条件の登山道をほったらかしにするのだろうか?とくに御岳山など山頂に町があるのだから、いくらでも発展できる素地はある思うのだが... 高尾山が超メジャーな山なのは東京でありながら、豊かな自然、初心者が登りやすい標高、その上ルートの豊富さ、名物の食べ物、トレランにも適した地形、などがあると思うが、それほどの山でありながら、電車が麓に着くことがめちゃくちゃ有利なんだと思う 例えば陣馬山や景信山なども初心者にはもってこいの山だけど、バスに乗らないと行けないのは若干面倒くさい その点、高水三山も今回の丹三郎コースも駅からそのまま行けるのは大きな魅力だと思う 奥多摩はもう少し観光資源を生かした方がいい  宣伝が弱気  →観光客が来ない   →お金が稼げない    →過疎化が進む     →マンパワーが無くなる      →宣伝しても生かし切れない       →ますます宣伝が弱気になる 完全に負のスパイラルに陥っている気がする ま、地方自治のことはこの辺にして、今回の写真をいくつか 今回、はじめてニホンカモシカを見た!

底沢峠から景信山、甲州古道へ

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奥高尾はこれまでに何度も行ってる場所だ メインルートはほぼ制覇したはずだが、あまりに身近な山なので所々GPSログをとってなかったりする そのため今回はGPSログ空白地帯の底沢峠と甲州古道を歩いた 高尾山稜は季節感が豊かなので、四季を通じて楽しましてくれるが、とくに好きなのは今のGW時期から梅雨時期まで この時期は高尾山稜だけでなくどの山も好きなのだが、険しくない登山道、起伏の少ない縦走路で「歩く」こと、それ自体をゆっくり楽しめるのは奥高尾が随一と思っている とにかく新緑が良い季節 なんてことない登山道の景色も、新緑があると一気に映える 同じように映える紅葉の季節はどこかもの悲しいものを感じたりするが、新緑は何か始まるようなわくわく感がある そして、奥高尾縦走路を景信山、小仏峠と歩いた後、次は甲州古道 明治天皇も新撰組も歩いたであろうこの道も、身近な山であったせいかこれまでそれほど注目していなかった 実は底沢峠も甲州古道も過去それぞれ2回づつ歩いた記憶がある 甲州古道については単なる登山道としてしか見ていなかったせいか、ゆっくり楽しむということはしていなかった 改めてゆっくり歩いてみると、古道の雰囲気がしっかり残っていた ここを新撰組、いや甲陽鎮撫隊が大砲を引っ張りながら甲府を目指し、敗走して江戸を目指した道だと思うと、歴史の積み重ねも感じることができる GoproにNDフィルターを着けているが、カラーグレーディングに苦労している もう少し勉強が必要だ

Z6IIで動画

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Z6IIで登山の静止画撮影をしているのは、前々回のブログでも書いたとおり 山に持って行くのは軽量化とレンズを含めた防塵防滴仕様のZ6IIと決めている 動画撮影はZV-1とGoproをどっちを使うかは思案中だ ブレのない映像と思えばGopro、画質の良い映像と思えばZV-1 ところが最近、この考え方に変化が出てきた Z6IIの動画が結構良い Log撮影こそできないが、色味をフラットにしてアクティブDライティングを使えば、後で色調整しても破綻しない あと、クロップされるとはいえ4K60Pも撮影できる 手ぶれ補正も結構強力だ 登山と言えば、荷物をできるだけ減らしたい 個人的にZV-1は手ぶれ補正がイマイチなんで、ちゃんとした撮影と考えるとジンバルが必要と思う でもはっきり言って登山には邪魔 そうなると通常の動画部分はGoproで撮り、ここぞの部分はZ6IIで撮る あら?ZV-1が要らなくなったかも サブカメラの下取り候補になったかも で、サンプル動画 以外にZ5キットレンズの24-50がいいね 結構使えると思う

久しぶりに山に行く

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久しぶりに山に登った 年を重ねるごとに身体に問い合わせる どの程度の運動なら問題ないか あー、若いときはこんな事を気にする必要もなかったのに お試し登山は大体高尾山付近と決めているが、すこしばかり趣を変えてみた 行ったのは嵐山と石老山 去年の夏に行こうと思ったけど、台風19号の被害のため、断念した経緯がある でも、他の人の登山記録で行けることがわかった 改めて行ってみた 嵐山は行ったことは無い 標高が低いので、あっという間に登り切ってしまった でも自然は豊かなので、新緑が美しい山だった 多分紅葉の季節も良い感じだろう 石老山は過去2度ほど登っている でも、大明神展望台経由のコースは今回が初めてだった どっちから登っても岩石の多い山だ 少しばかり遅く到着したため、富士山は見えなくなっていたのは残念だった 久しぶりということもあって、服装に迷ってしまった 薄着で行ったら寒かった コンビニに寄ることを忘れてしまい、昼食抜きで登ったので、後半は飢餓状態だった 水分だけは自販機があったのでどうにかなった なめてかかったつもりはなかったが、結果として初心者みたいなことをしてしまった

桜の季節の終わり

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弘法山の桜が綺麗だという情報をSNSで見かけたので、撮りに出かけた そろそろ登山を開始したいが、超運動不足なので自分の身体に問いかける必要がある そういう意味では、標高的にも丁度良いレベルの山だ もっと若けりゃそんなことは気にしないのだが、重なってくる年齢には抵抗できない 自分の身体に問いかけながら行動することが増えた もうそんな年齢だ 久しぶりに歩く山の道 久しぶりで気持ちが良い 桜の季節が終わり、新緑の季節になろうとしている 久しぶりの山なので、普段は見逃してしまう風景も新鮮だ 弘法山の桜はまだ大丈夫だった 標高とか奥まった場所だからだろうか 桜以外のものも撮ってみる 権現山の桜はすでに散っていたので、咲いている部分を望遠レンズで捉える 浅間山の桜ももう終わり 散り際の宴が美しい いつものトレッキングと違い、時間に余裕があったので秦野の街も撮ってみる 駅近くにある桜は満開だった 前回、靖國神社や秩父で桜を撮ったが、やはり天気が良いのは素晴らしい 写真は光だと改めて思った一日だった