関東神社巡り 横須賀の神々1

横須賀で神社巡りをしてきた

横須賀のイメージは戦艦三笠、自衛隊、米軍、海、横横道路、不良、格好いい街並みという感じだ 神社というか古めかしく歴史がある場所というイメージが無い
しかし、ヤマトタケルが房総半島へ渡る時の経由地であり、古代東海道があったことはあまり知られていない 古代から連々と海沿いの繁栄が続いており、意外に歴史は古いようだ

最近ヤマトタケルに関する本を読んだ事から、そのヤマトタケルが房総半島に渡る経由地としての横須賀に興味を持ち、神社巡りをしてきた

1日目は西側から廻って海南神社方面へ向かうことにした

まずは荒崎海岸にある住吉神社と熊野神社へ

事前に地形で確認したところ、荒崎海岸には何ヶ所か縄文海進時でも陸地だったところがあり、そこに神社があったことが確認できた だけど、住吉神社は見当違いだったようだ



古い時代から存在していたと思われるのは熊野神社の方だった

この熊野神社には珍しく祓詞が掲示されていた こういうあたりにも歴史を感じたりする

きちんと読んだ事がなかったので勉強になった ちなみに祓詞の内容は以下のとおり

掛けまくも畏き伊邪那岐大神
《口に出してお名前を申し上げるのも恐れ多い伊邪那岐大神様が》
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
《筑紫(九州)の日向の橘の小戸の阿波岐原という場所で》
御禊祓へ給ひし時に生り坐せる祓戸の大神等
《禊祓いをなされた時にお生まれになった祓戸の大神達よ》
諸諸の禍事罪穢有らむをば
《さまざまな災厄・罪・穢れがございましたら》
祓へ給ひ清め給へと白す事を聞こし召せと
《それらを祓い清めてくださいと申し上げることをお聞き届けくださいと》
恐み恐みも白す
《畏れ多くも申し上げます》

参照)神様が宿るくらし https://note.com/kamiyado/n/n0137a8c77da8


時間もあったので、荒崎海岸も散策してみた

まず岩石の模様が面白い 現代人の自分でも特別な場所感がある ましてや古代人ならなおさらだろう
岩が波のように押し寄せ、風による浸食によって作り出される風景は、人間の感じる時間感覚なぞ大地の営みと比較したら、ほんの一瞬の出来事なんだなとも思ったりもした


また、やはり古くからこのあたりには集落があったようだ 神社巡りは我々の先祖たちの足跡を巡る旅でもある




使用機材:
カメラ1:Xperia PRO-I
カメラ2:Nikon Zf
レンズ1:Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SL II S
レンズ2:Ai Nikkor 20mm F2.8S


コメント

このブログの人気の投稿

X-T5が欲しくなってきたが、Z6IIIへの希望は持ち続けたい

ZFの情報が迷走中

例によってZ6IIIの噂