VLOGCAM雑感
以前のブログでも書いたが、8月から登山を再開するにあたって自らの体力・筋力・心肺能力の低下が懸念材料だった 自分は一眼レフとGoProを持って山に出かけるのだが、とくに一眼レフが重い 軽量化を考えるなら、まずこの一眼レフの重量問題を何とかしたいと思っていた
そんな時にこのVLOGCAMが登場し、半ば衝動的にこいつを「定額給付金」で購入した
ところで、同じソニーのカメラでもαシリーズ等の一眼タイプを選ばずコンデジタイプのVLOGCAMを選んだ理由は...
- できるだけ撮影機材は小さくまとめたい
- スチール撮影用としてもそれなりのレベルを求めたい
- 動画性能もそれなりを求めたい
- レンズにこだわりが生まれてしまうので、一眼タイプは避けたい
VLOGCAMはこの要望にピッタリなので、このカメラに対する期待はとても大きかった
ところが、VLOGCAMを使い始めてみると、不満な点が生じてきた
使い始めて感じた不満点を列挙してみた
- 露出調整
- 絞り、SSの設定が面倒 結局Pモードしか使ってない
- 露出オーバー防止のためNDフィルターを使ってみたがよくわからなかった
- オートだったからかもしれない
- 画質
- 動画の色のりが自分の好みでない
- PP(ピクチャープロファイル)を使ってみたが後悔した
- カラーグレーディングはやたら手を出さないが吉
- CyberLinkのColorDirectorではいい感じにならなかった
- Premiere並みの高機能ソフトが必要かも
- カラーグレーディングを使うにはもう少し勉強必要 試行錯誤やPCのパワーアップと編集ソフトウェアを検討すべし
- なお、PPを使うと静止画にも反映されてしまう
- RAW現像
- Imaging EdgeのEditを使ったRAW現像は使いづらい
- 現在はLightRoomが対応したのでRAWでの撮影オンリーに切り替えた
- 手振れ補正
- 動画の手振れ補正はStandardだとイマイチ、Activeだと画角が狭すぎる
- サードパーティのツールで広角仕様にすると顕著に画質が落ちる
- よって動きながらの動画撮影は不向き
- 動きながらの撮影をするならジンバルを検討する
- Goproと同じ使い方を考えてはいけない
- 静止画の手振れ補正は優秀
- 音質
- 内蔵マイクは優秀
- その他
- 防塵防滴でないので、汗をかいたときや突然の雨に配慮が必要
- グリップはイマイチなので、サードパーティのものを使う
- EVFがないと微調整しづらい(老眼なので、小さい画面が見にくい)
結局、自分が求めていたものは
- 静止画は一眼レフの操作性と画質
- 動画はGoProそのもの
だった よって、VLOGCAMは自分には合ってないことがわかった
とはいえ、登山以外で出かける時にはコンパクトなボディは重宝する 使うポイントさえ見極めれば問題なさそうだ
使用機材:
カメラ:VLOGCAM ZV-1
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